フライロッドのガイド FUJIガイド著書 「ロッドクラフト」 (1978 )より  73p  74p  コピー 
 
 FUJI ガイド 書 「ロッドクラフト」  73.74ページ  フライロッドのガイド より


この本で書かれているとおりスネークガイドの1番の悪い
要因は、ラインに傷をつけるということであり、その結果
ラインの浮力や滑りがすぐに悪くなるということである。
もちろん距離も縮んでしまう。

この時代にFUJIのリングガイドは飛距離が
スネークガイドの20%増しと立証されていたが
当時のリングガイドはカーボロイやセラミック系の
ものであり現在のシリコンカーバイドのものでは
スネークガイドとの飛距離の差は30%もSiCが
上回る。それは誰でもフルラインくらいはめから
出せるということでもある。

その確固たる証拠は、エリアや湖などで距離が
出なくなると滑らなくなったラインに潤滑剤を塗る
行為です。これはスネークガイドだからラインが
滑らないのもありますがすでにスネークの所為で
ラインが傷ついているために行う行為です。
そして時が経つにつれその頻度も増してきます。
ところがオールSiCガイドではフライラインに油を
塗布しなくてもほとんど快適に飛ばせるという事実が
あります。この差は歴然で釣り場で飛ばなくなると
ラインに何度も油を塗布してる人を見ると可哀想に
思えてきます。外国製の高いロッドを使用して
いながら1日に何回もそのようなことをしてるのを
よく見ます。ロッドの良し悪しは価格やブランド
宣伝などの知名度ではなく快適で軽くていつまでも
高性能でライン油などつけなくても振りやすく
遠くによく飛びということではないでしょうか。
フライラインは油でフォルスキャストしたり
遠くに飛ばすのではなくて摩耗や抵抗のない
ガイドとロッド性能で快適です。 

結果的に、この時代に針金ワイヤーのスネークガイドが
否定されてるのに今日まで大きな疑問を抱かなかったと
いうか、スネークガイドをつけたロッドを漫然と売って
いたのは、フライマンが上手に飛ばせないのは自分の
所為であるという、優しい意識の持ち主であり
ロッドに疑問を持たないで、ひたすら前向きに
頑張るからです。もちろんそれならとロッドメーカーも
当時の特許がらみの高価なFUJIガイドを使わなくても
よいだろうと、出来るだけ現状維持して利益を
重視した商売をしてきたからです。

しかし、これは車が馬車のように木製の車輪に鉄の輪を
かませたタイヤで走るのと、現在のゴムで出来た
タイヤで走るほどの大きな差があります。
現在、フライロッド以外のものは日進月歩で性能も
使用するガイドも素晴らしいものが台頭しています。
かたや、フライラインもロッドも進化をしているのに
フライロッドだけが進化しないのはおかしいと思います。

お陰様で Schmitt フライロッドは高価な
SiCガイドやトルザイトなどを100%使用した
フライロッドを作り続けてきたこと
、WFのフルラインに関しては使用者の殆ど
すべての方が出すのを多く見てきました。
シューティングヘッドで40mオーバーを投げる人も
沢山輩出しました。
延べ3.000人以上の方々に、僅か3分から5分ほどで
ダブルホールも習得していただきました。
よく考えてみてください。フライラインの
フルラインの26mあるいは30ヤードクラスの長さと
いうのは幼児が公園ではしゃいで走るほどの
僅かな距離です。高性能ロッドのオールSiCガイドや
トルザイトガイドのフライロッドではワンキャストや
フォルスキャストの最中に滑った手から離れたラインが
到達できる短い距離なのです。Schmittで試して
みると今までどうしてこんな近くの距離にラインを
投げれなかったのか不思議に思うはずです。