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 スタッフのブログ U    2018  9 〜      一 渓


 最近の出来事や、感銘したこと。 これからしたいこ、予定などを記入いたしました。


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 2018 9 6


 9月4日の宿泊は小樽運河の近くだった。疲れていて早く寝たので気づかなかったが、本格的な台風が夜中に
 速足で駆け抜けたみたいである。その影響で、この日予定していた支笏湖の釣りは小樽から札幌真駒内経由で
 抜ける主要道が支笏湖温泉手前で6kmにわたり崩落。釣りは断念して札幌から千歳を通り苫小牧に入った。
 途中のインディアン水車のある千歳川はココアのような茶色に濁り、鮭の遡上などは見れるはずもなく
 街路樹もあちらこちらで横倒しになっていた。9月5日の宿泊地の苫小牧に着いたのは7時近くになってからで
 その後、食事をしてから知り合いの女将のところで一杯ひっかけてから早めの帰路に就いた。予約のホテルは
 定宿で、この日は何故か最上階の部屋が割り当てられていた。夜10時近くに、バスタブに湯を入れて
 すぐに入る予定でいたが、疲れていた所為か8分目ほど湯を張った状態で栓を止めてそのまま眠ってしまった。
 翌日の未明、下から突き上げてくる大きな振動とキュ、キュ、キュとなる建物の不気味なきしみ音で目が覚めた。
 その後、大きく建物が揺れて、40インチのテレビも倒れた。ベットから降りれば大きな窓に自分が向かって
 飛んでいきそうな恐怖の中、とにかく耐えていた。長い、いつまでもおさまらない、とても長い時間に思えた。
 15階から見える街の明かりもすぐに消えた。震源地はここから20kmほどの近くであることはあとでわかった。
 しかし何分もしないうちに再び大きな揺れが来た。高い場所にいるので、その後も何度も何度も揺れがあるたびに
 振幅が以上に大きく感じられて余震が本震以上に恐怖に感じた。窓近くに寄って暗い街を覗くと
 停電した原因の苫東厚真発電所の煙突からは炉だけは動いているのか松明(たいまつ)のように火が出ていた。
 当然、本日乗る予定の羽田行きはもとより飛行機は全便欠航。ターミナルは閉鎖。返すべくレンタカー会社にも
 電話はつながらない。仮に車を返却しても空港近くの美々からはバスも電車も全線運休で移動の術がない。
 途方に暮れたまま、とにかく何か食べておかなくてはアクションを起こせないので、朝早くに1時間ほど並んで
 ドラッグストアーで手に入れたエースコック まる旨 小海老天そばに水を入れて15分待つ。
 もう一つはタンメンだったが、味は複雑すぎて途中でリタイア。シンプルな和風味の小海老天蕎麦は
 おかしな賛辞になるが、水との相性が抜群。ほどよいカリカリ感が絶妙で何故か冷たいだけでおいしく食べれた。
 缶詰のコンビーフをおかずに朝と昼を兼ねた食事を終えたとき、すでに9月6日の午後1時を回っていた。

 過去、旅行会社に勤めていた経験もあり、さらに釣りで旅なれてる自分であるはずが、停電、テレビは見れない。
 ラジオも持っていないので、唯一の情報は本州からかかってくる人からの心配の電話で北海道が
 どのようになってるかを放送してるテレビの内容を事細かく聞いて全道が停電であることなどを知った。
 アイパッドがインターネットにまともにはつながらない中で、帰りの飛行機は10日まで空きはない状態で
 あることが確認できた。苫小牧からのフェリ−も全く望みがない。もちろん新幹線も在来線もバスも動いて
 いなかったが、とにかく函館まで行けば何とかなるような気がした。そうと決まったら、じっとしてはいられない。
 信号のない街に飛び出し、まずはレンタカー会社に向かった。左右から飛び出す車に警戒しながら走ること1時間。
 本当は30分で着くくらいの距離なのだが、何件か空いているガソリンスタンドに並ぶ車の渋滞に阻まれての
 結果であった。そんな中、震源地安平に最も近い場所にある美々のオリックスレンタカーに着いたのは
 13時30分くらいであった。

 返却の約束の時間は3時間ほど過ぎていたが、ここで返すわけにはいかない。バスも運休。
 列車も運休、飛行機も全便欠航。空港も閉鎖。休む場所も確保できないだけでなく、車を返せば
 勇払原野の中を走る何もない国道を彷徨(さまよ)わなければならない。
 様々な心配が頭の中をめぐるなかで、レンタカーの返却の応対に出た女性に
 函館まで行って、新幹線の復旧を待つか、フェリーに並んで青森に渡りたいことを告げる。
 そのために、貴社の函館の営業所まで、追加で借りて乗り捨てたい旨を述べると
 こんな時だから、延長料金も乗り捨て料金も要りませんので、ご自由に使ってくださいと
 言ってくれて、函館の営業所に連絡をとっておくことを伝えてくれた。この美々の営業所も
 殆ど、震源地に近い場所でおそらくは自分の家や家族なども大変なさなかに違いないのに
 天使のような女性に勇気づけられた。本当に何と暖かい応対なのだろう。
 結果的に北海道の人がすべからずそうであるような印象になった。

 午後3時近くになったが、信号のない国道を函館まで250km走ることになった。
 並走する高速道路ももちろん止まっている。室蘭など都市部では、交差点の
 わずかな箇所に交通整理が出ているのと、どのような方法で灯してるのかわからないが
 信号が作動してるところもあった。白老までの間に開いていたGSは何か所か
 見受けられたが列には何処も50台以上が並んでいた。レンタカー会社も停電で
 給油機は作動しておらず。車の計器の推定走行距離は残り100km以内だった。
 そんな中、苫小牧を離れて郊外に出ると反対車線ではあったが、竹浦のGSが
 開いていて車列も8台ほどしかなかった。すぐ先でUターンして並んで20リットルという
 制限はあったが無事給油が出来た。この後、時間的にもまともに給油が可能な場所は
 無くガソリンの売れ切れなどで開いているGSは函館まで3件しか眼にすることが
 なかった。

 途中のところどころで、セブンイレブン、ローソンなどを覗くと中に品物が見えるが
 ドアには震災の為に休業の文字が張ってあるところが殆どである。
 そんな中、顧客満足度で毎年1位のセイコーマートだけがあちらこちらで営業をしていた。
 もちろん、残ってる食べ物は少ないが、レジもオフラインで対応できるもので
 停電でも使えるみたいである。再びコンビーフの缶詰を2缶、お菓子を1袋購入。
 先にツルハ薬局で買ったカロリーメイトも2箱もってるのでこれでも充分である。
 しばらくは安心な感じがした。
 地域密着型のセイコーマートは北海道に行くたびに好きになったコンビニである。
 地元ならではの食品も多くあり必ず寄る店でもある。いつの間にか日も暮れて
 本当に何もない民家の明かりさえ漏れてこない道を移動してるのだという
 実感がわいてきた。物流で行き交うはずのトラックも殆ど走っていない。
 当然、バスなど1台も眼にすることもなく、タクシーを2度見ただけである。

 明日のこともわからぬままに、函館の手前の北斗市に着いたのは19時半頃である。
 レンタカー会社までの道すがら、真っ暗な街の中で宿泊先を探すがすべて断られた。
 ポケットワイファイでつながったフェリー会社はとにかくターミナルに並んでみないと
 明日のフェリーに乗れるかどうかはわからない。超満員状態で予約は一切不可で
 あるという答えのみが返ってくる。希望の持てない答えに途方に暮れてばかりでも仕方ない。
 明日、あるいは明後日になるかもしれない新幹線の青函トンネルの開通に賭けてみた。
 
 レンタカーの北斗営業所に着いたのは閉店間際の20時5分前。男性スタッフの方が
 懐中電灯をかざして入口に待っていてくれた。遅くなったことを詫びながら
 宿泊先がないことを告げると、美々の営業所から連絡があったことを告げられ
 今夜は営業所内の駐車場で借りている車の中で寝てください。追加料金も要りませんと
 言ってくれて、さらに真っ暗な中は不便だろうと、本人が使っていた懐中電灯を
 置いて帰った。その後、早朝に函館周辺の電気は回復して、駅舎の中に
 8時から6時間ほど待ち14時前の臨時列車に乗り新青森経由で自宅に帰ったのは
 この日の夜、20時頃だった。

 行きはよいよい、帰りは恐い、、、、、2日間に及ぶ難民生活は辛かったが
 もっと、辛いのは余震の恐怖である。現地での余震は震度6もあり、さらに体に
 感じる地震がホテルを出るまでの間に40回以上もあった。
 今でも、時々ベッドが動いたような錯覚にトラウマ状態になる日が続いている。

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 2018 9 5


 小樽を出てから支笏湖で釣りをしようと真駒内経由で道道 253号線を南下!ところが途中で
 看板があり!支笏湖温泉に向かう千歳市の道道では土砂崩れが発生し、約6.6キロにわたり
 通行止めとなりました。とありがっくりでした。
 札幌に戻り、千歳経由で苫小牧に入る、そして王子製紙経営のこちらのホテルの最上階に宿泊!

 
 
 この日未明。3時8分に 北海道胆振地方東部地震の震源地から20kmしか
 離れていない、この場所での恐怖の時間がやってきて、この後3日間の難民生活と
 脱出劇が開始されるのである。

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 2018 9 4 

 この日は、うに丼が僅か¥1500円で食べれる、北寄カレーでも有名な苫小牧の
 マルトマ食堂に行った。ウニ丼はウニの量が少ないので¥1.300円に負けてくれたが
 丼ブリの表面に7割は充分にあった。特別なのは、寿司屋では握りで一貫¥700円は
 くだらない、大型のボタンエビの刺身が1匹¥100円の特価であったので
 思わず3匹頼んでしまった。過去のどのボタンエビよりも大きく甘くおいしかった。
 そんなこんなで、小樽方面の出発が遅れ、大型のニジマス狙いの余市川の
 ポイント近くに着いたのは、午前11時だった。やるき満々だったが台風の接近による
 折からの強風と川の濁りも凄く断念。前から気になっていたTOMO PLAY PARKの
 フィッシングエリアで憂さ晴らしと相成った。

 フライをやるこちらの、とても親切な若い知的な感じの美人スタッフに声をかけられ
 こちら流のダブルホールを伝授。少しはできていたそうですが、やはりスネークガイドとの違いを
 実感して感動していた。とにかく親切で感じの良い遊び場です。
 魚の平均サイズも大きく、ネィテブで引きは強く、そして良く釣れます。
 千歳からもさほど遠くなく。小樽、札幌からも近く、リーズナブルで時間釣りもあり
 余市川や尻別川、赤井川の自然渓流の釣りの合間にも楽しめます。 
 
 ⇒ 動画 

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 2018 9 3 

 今回は、千歳に着いた飛行機が遅れ、レンタカーの手配を終えてから
 札幌の人と待ち合わせた千歳市内の公園まで、約束より20分遅れで
 付きました。心地よく待っていてくれた Kさんと合流。経験はあるが
 フルラインは出ないということで、まずはシングルハンドのSchmitt8116に
 40mの長さのSchmitt WF6F PAC W でキャスティング開始。
 あとで、別口の動画で紹介しますがダブルホールは完成して
 30m以上飛んだところで、本来の、サイエンティックアングラースの
 WF6Fのフルライン、26mにチェンジして挑戦。
 結果、フルラインは最初から簡単に出た。

 ⇒ 動画

 その後、バックスペースも充分な湖などにも行かれてるようで
 ダブルハンドにも興味を持っていただいたので
 軽さと飛びの両立と。操作性抜群のSchmitt DH1307−7XXを
 試していただく。あとの映像でわかるが12mの長さのヘッドは遥か
 彼方にターンして落ちていく。30ポンド、50mのモノフィラの残量から
 推定して50mは超えていた。お蔭様で理解が早く、アドバイス通りに
 すぐに実戦できる方でわずかな時間でも、逆にこちらが参考になるほどの
 キャスティングを見させていただいた思いです。
 DH1204-6XXもお買い上げいただきありがとうございました。

 実はこの翌々日北海道胆振地方東部地震の震源地から20kmしか離れていないところで
 寝ていて述べ3日間の被災難民になることは考えてもいなかったことである。

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